インタビュー

まちづくり協議会ユーユーたてしな事務局長

清水さん

「本業のLPガス販売店の経営よりも、立科町の魅力発信の方に夢中」と目を輝かせながら話すのは、まちづくり協議会ユーユーたてしな・ほっとスティたてしな運営委員会の事務局長清水孝さん。62歳とは思えない、エネルギー溢れる清水さんの考える、立科町の魅力とは?

まず、とてもパワフルというか、お若いですね(笑)。

ありがとうございます(笑)。昔から人見知りせずに、思った事をポンポン話してしまうので、元気なんですよ。それに、趣味でアマチュア無線をやっていて、若い頃から外国の人達と交流する事も多く、他人との違いもあまり気になりません。それが元気の秘訣ですかね。

それが、現在のユーユーたてしなでの活動にも繋がっていると?

そうですね。立科の良さ、面白さをどんどんアピールしていきたいと思っています。

まちづくり協議会ユーユーたてしな・ほっとステイたてしなでは、どんな活動をしていますか?

立科町商工会の活動の1つに「まちづくり協議会ユーユーたてしな」というものがあり、そこでは移住者、来訪者向けの立科町のアピール活動を行っています。また、その活動の1つとして「ほっとステイたてしな」という、主に中学生向けの日帰り農村体験を行っています。その他にもインバウンド(外国人が海外から訪れる旅行)向けの民泊の紹介管理を行っています。

なるほど。町民の方と、来訪者へのマッチングですね。

はい。この活動の面白さは、立科町に来て下さった方はもちろん、町民の方々も喜んでくれるというところです。立科町で楽しんでくれる外部の方と触れ合って、町の方々が立科町の良さを再確認してくれるんですよ。そして、自分も立科町を宣伝している一人であるという自覚。皆さん受け入れを毎年楽しみにしてくれていますよ。

素晴らしい活動ですね。それでは、立科町の「良さ」とは何でしょうか?

正直に申します。立科町は、都会に比べれば、確かに何かと不便なことはあります、何もないと思われる方もいらっしゃるかもしれません(笑)。でも、立科町には良い意味での近所の「おせっかい」があります。来て下さった方は分かってもらえると思うのですが、皆さん、本当に面倒見が良いんです。ですので、立科町には日本中のどこにも無い◯◯がある、とは言いづらいのですが、移住する方が望めば皆さん必ず力になってくれる。人とのつながりがあり、ここでは未来の話ができます。

「おせっかい」。今ではネガティブな意味をもたれがちな言葉が、立科町の財産であると?

おせっかいではありますが、温かいんです。なので、「ほっとステイたてしな」では、毎年2000人以上の中学生の受け入れをしており、皆さん元気に挨拶をして帰っていってくれます。外国の方向けの民泊も年を重ねる毎に増えていっています。そこでは、「おせっかい」が「おもてなし」に変化するんですね。

とても良い活動ですね。それでは、移住を考えている方や長期滞在を考えている方へのメッセージなどはありますか?

先ほども申した通り、立科町の方々は良い意味で「おせっかい」です。是非、町の方々と交流をしにきてください。逆に、ひとりになる為や、孤独を楽しみにきた場合は、山あいの方に行かれると良いかもしれません。立科町は広いので、人のいない場所も沢山ありますので(笑)。また、若い方の移住もオススメします。休耕地を紹介できますので、ぜひスローライフを体験しながらブドウなど作ってみませんか?
立科町に興味を持った方は、ぜひ清水さんとお話をしてみてください。とてもパワフルな語り口から、立科町の魅力をお話して下さると思います。
ほっとステイたてしな、立科町へのホームステイについては、立科町商工会 電話0267-56-1004 まで問い合わせてください。